インターネット詐欺2:振り返ってみる
情報提供
昨日インターネット詐欺に遭ったので、家族や友人・知人へラインで情報提供した。
詐欺対応に使う時間がもったいなくも感じるが、ここは両学長推奨の、お金に対する五つの力のうち「守る力」を強化するための時間、と位置づけて今日一日使っていこう。
昨日の事を思い出しながら書いてみる。
そもそもなぜインターネット詐欺に引っ掛かってしまったのか?
パソコンのセキュリィティには、McAfee、フィッシング詐欺防止のソフト、Microsoftセキュリィティを入れて、三重の対策をしていた。
今回ネットサーフィン中に、何かをクリックした途端に「警報音」が鳴り、続けて「Microsoftが対策を教えるので電話をしてください。」と画面に出てくる。
警報音とトロイの木馬の文字がチラチラと画面上に出てきた段階で、パニック状態になったのだと思う。
「電源を切ったり、今の画面を閉じたりすると、トロイの木馬にパソコンの情報を全て持っていかれますよ!」のような表示が画面に出ていたようである。
その時にMicrosoftが対応しますので電話してください。
だったと思う。
その画面には、McAfeeの警告も出ていたのに、そっちを無視してMicrosoftを信用して案内の通りに進んでしまった。
詐欺者侵入
侵入させるのに、2~3回くらいPC上で許可を出したので、詐欺師は難なく私のパソコンに侵入できている。
インターネット上の口座が感染していないか確認するので、その口座に入って(パスワード等を入力して)くれというので、口座を開いて見せた。
すると、電話で誘導されながら、英語の文字でコマンド(?)が表示されて、「口座には影響はありません。」と電話で言うので、全ての口座を見せて、問題がない事を確認した。
振込
その後、写真のように1000円振り込めと言ってきた。
ろうきん、三菱UFJ銀行、JAバンクとやってみたが、スマホ連携で確認するので出来なかった。
このあたりで気付けばどうなの?と思う
ゆうちょ銀行
こちらからゆうちょ銀行はどうかと持ちかけて、入って行った。
まずは、500円振り込めと言うのでその通りに500円振り込んだ。
次にあと500円振り込めと言うので同じように進めて行って、QRコードで本人確認してOKを押すだけの状態になった。
パソコンで金額が確認出来ないようにずらして、OKだけするように指示される。
「パソコンは触らないでくださいよ」と詐欺師は言う。
私は金額を確認しないと送れないと思い、パソコン画面をずらして、金額を確認すると500,000円となっている。
おかしいだろうと言って金額を確認するように言うと「間違ってました」と言って500円に修正した。
今度は大丈夫だろうと、QRコードで本人確認して、スマホを見るとやっぱり500,000円になっている。
これは承認できないと思っていると。ネットバンキングがタイムオーバーになった。
銀行のセキュリティのお陰で、そこでやっと詐欺師から離れる事ができた。
冷静になる瞬間
画面を見ながら、詐欺師の言うままに進んでいたが、画面を離れると冷静になって、詐欺だと気が付く。
Microsoftと信用しているため、誘導されるがままにやっていた。
そういう自分が恥ずかしく思う。
情報提供
これは他の人達にもまずい事だと思って、家族や友人・知人にラインで情報提供した。
情報提供して、ラインでやりとりしながら、あまり賢くない詐欺師であるということが腑に落ちる。
本物の「トロイの木馬」で無くて良かったと思う。
結局は、こういう場面にいきなり遭遇して、パニック状態になると騙されやすいということである。
自分の周りの方々が同じような場面にいきなり遭遇したときに、私のようなバカが引っ掛かったやつだと気が付いて、冷静さを取り戻してくれればいいなぁと思う。
対策
500円を振り込んでしまった「ゆうちょダイレクト」を昨日中に使えないようにした。
他のネットバンキングをどうするか迷っている。
税の引き落としや、生命保険の引き落としなどがあるがどうしようかと悩んでいた。
よく考えると、ネットバンキングと引き落としは関係がないことに気が付いた。
ネットバンキングも自分の承認が無ければ、侵入することはできないので大丈夫ではあると思う。
しかし、「パスワード等を変更」しておくことが必要だなと思う。
警察署にも情報提供しておこう。
まとめ
今回の詐欺事件は「守る力」の強化になる、いろいろなことを教えてくれた。
お金に関する「五つの力」を再度確認しておこう。
①貯める力
②稼ぐ力
③増やす力
④守る力
⑤使う力
今後もお金に関する力を強靱化していく!