ほつまつたえ入門|争わない日本の原点をたどる

はじめに|なぜ今「ほつまつたえ(ホツマツタヱ)」なのか
今朝「ほつまつたえ」の文字が頭に浮かんできたので、さっそくブログにしてみました。
古事記や日本書紀は学校でも習うけれど、「ほつまつたえ(ホツマツタヱ)」という名前は、ほとんど聞いたことがない人も多いと思います。
それもそのはず。ほつまつたえは、長いあいだ表舞台に出ることがなかった“幻の古代文献”とも言われている存在です。
でも、内容をのぞいてみると──
- 争わない政治
- 調和を大切にする社会
- 自然と人の関係
といった、今の時代だからこそ刺さるテーマがぎっしり詰まっています。
この記事では、初心者向けに
- ほつまつたえとは何か
- 古事記・日本書紀との違い
- 現代にどう活かせるのか
を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。
ほつまつたえとは何か【基本解説】
ほつまつたえとは、日本の神代から初期の天皇の時代までを描いたとされる文献です。
最大の特徴は、ヲシテ文字という独自の文字で書かれていること。
現在一般的に使われている漢字ではなく、音・意味・思想が一体になった文字体系だと言われています。
内容は神話でありながら、どこかとても理知的。
神々が感情的に争うというより、
「どうすれば世の中が整うか」
を話し合っている場面が多く描かれています。
古事記・日本書紀との違い【比較でわかる特徴】
① 戦いがほとんど出てこない
古事記や日本書紀では、神同士・人同士の争いが多く描かれます。
一方、ほつまつたえでは
- 争いは未熟さの表れ
- 本来は調和によって治める
という考え方がベースにあります。
② 天皇の役割がまったく違う
ほつまつたえにおける天皇は、
- 支配者
- 権力者
ではありません。
天の理(ことわり)を地上に伝え、民を導く存在として描かれています。
現代風に言えば、
トップダウンの社長ではなく、理念を示すナビゲーター
という感じでしょうか。
ヲシテ文字と思想の特徴【ほつまつたえ独自の世界観】
ヲシテ文字は、単なる表音文字ではなく、
- 陰と陽
- 自然の循環
- 人の心のバランス
といった概念が織り込まれていると言われます。
ほつまつたえ全体を通して流れているのは、
「人は自然の一部であり、分断されるものではない」
という世界観です。
ここが、現代の競争社会に疲れた人ほど、
不思議と心に響くポイントかもしれません。
なぜ正史にならなかったのか【賛否が分かれる理由】
ほつまつたえは、現在の歴史学では
- 後世の創作ではないか
- 原典がはっきりしない
といった理由で、正史とは認められていません。
ただし、
- 内容の一貫性
- 思想の完成度
を理由に
「単なる創作とは思えない」
と考える研究者・愛好家がいるのも事実です。
歴史として断定するのではなく、思想書として読むと、非常に味わい深い文献だと感じます。
現代にどう活かせるのか【今を生きるヒント】
ほつまつたえが教えてくれるのは、
- 勝つことより整えること
- 支配より信頼
- 速さより循環
といった価値観です。
これは
- 家庭
- 仕事
- 地域社会
どこに置き換えても使える考え方。
特に、
「どうしてこんなに生きづらいのか」
と感じる人ほど、
一度立ち止まって読む価値はあると思います。
まとめ|ほつまつたえは日本人の“別の記憶”】【思想書として読む価値】
ほつまつたえは、
- 正しいか、間違っているか
で読む本ではありません。
「こういう日本の在り方もあったかもしれない」
という視点をくれる、貴重な思想書です。
忙しい現代だからこそ、
争わず、整え、循環する。
そんな生き方のヒントを、
この古い文献から受け取ってみるのも、悪くないですよ。
※本記事は、ほつまつたえを思想・文化的観点から紹介するものであり、歴史的事実を断定するものではありません。






