完成に近づく打撃理論:和田一浩流

今年4月から続けてきた「和田一浩流・右足軸スイング」。
毎日の試行錯誤の中で、ようやく自分の身体にしっくりくる感覚がつかめてきました。
毎日ゴルフ練習をやって野球練習をやってとしていたら、なかなか身に付いてきませんでした。
スイングするという動作自体は同じなのですが、クラブとバット、止まっている球と動いてくる球では、スイングが違ってくることが分かってきました。
そこで九州大会も控えていることから、ここ2ヶ月くらいは、野球練習だけに切り替えました。
立つ位置から、ベース上のどの部分にボールを置くのか、構え・始動・インパクト・フォロースローなど全て野球仕様にセッティングをし直しました。
ゴルフスイングと野球スイングの違い
ゴルフは左足軸でスイングするとボールが安定します。
でも、野球は左足スイングでは力がボールに伝わりません。
これは、クラブが「しなる」か、「しならない」かにあると思っています。
野球の場合、ほとんどの選手が片足を上げて打っています。
私もノーステップ打法に取り組んでいましたが、調べていて分かったことは体力のあるメジャーリーガーがノーステップが多いらしいです。
体力のない日本人は、片足を上げて勢いを付けているようです。
メジャーリーガーの大谷翔平選手はノーステップです。
彼は身長約193cm、体重約95kg
私は身長約170cm、体重約65kg
大谷翔平選手と私の体力差は、身長で23cm、体重で30kgもの差があります。
左足を上げた勢いで打っていくのが私には良さそうです。
日本のプロ野球選手もほとんど片足を上げて打っていることに気が付きました。
和田一浩選手も左足を大きく上げて打っていました。
ゴルフで左足を上げて打つ人は見たことがありません。
そもそも軸が左足なのだと思っています。
打つ時の軸
野球は右足軸で構えて、軸中心に回転していきます。
このとき頭の位置を変えないことがポイントとなります。
ゴルフは背骨を軸に回転させて左足に壁を作って打っていきます。
似ているようですが、実際やってみるとかなりの違いがあります。
打ち出す方向
野球の場合はホームベースの頂点から90°の範囲で打てば、フェアグラウンドです。
フルスイングして、この範囲に打っていければ良いのです。
90°の範囲からはずれたら、打ち直しができます。
ゴルフの場合は両サイドがほぼOBゾーンになるので、20°くらいの範囲に打っていかなければOBや池、林の中へ行ってしまいます。
真っすぐの方向へ打つことが重要です。
アイアンやアプローチになるとほぼ真っすぐに、しかも距離を計算して打つ必要があります。
力加減も必要となるのがゴルフスイングです。
こんなふうに考えていくと、打つことだけに焦点を絞ると野球は単純明快「刀」の一刀両断の感覚があるように思います。
ゴルフはボールをいくつもの打ち出す引き出しの中から、最適な方法を考えてボールを操っていくスポーツだと言うことができるかもしれません。
まとめ
まだまだ完成にはなりませんが、右体重で右足軸に回転することや打に行くとき右肘を絞ることなど、理論的に完成に近づいています。
実戦も交えながら、完成に近づいていきたいと思っています。
九州大会では、この理論がどこまで通用するか試してきます。
「完成」に近づいた今の自分のスイングを信じて、全力で挑みます!
