旧正月とは?なぜ毎年日付が違うのかをやさしく解説
旧正月って、毎年日付が違いますよね。
「え、今年は2月なの?」と不思議に思ったことはありませんか?
実は旧正月は、私たちが使っているカレンダーとは
まったく違う仕組みで決まっています。
2026年2月17日、旧正月の日に霧島神宮へ参拝してきたので
その体験とあわせて、旧正月の仕組みを分かりやすくまとめてみました。
ところで旧正月って何?
調べてみると、旧正月は、昔の暦(太陰太陽暦=旧暦)で祝うお正月のこと。
日本の「1月1日(新暦)」とは別に、月の満ち欠けを基準に決まるお正月なんです。
ざっくり言うと
👉 “月カレンダー版のお正月” と思うとわかりやすいです。
いつなの?
旧暦は月の周期で決まるので、毎年日付が変わります。
だいたい
1月21日〜2月20日頃のどこか。
例えば
- 2025年:1月29日
- 2026年:2月17日
日本の感覚だと「え、まだ正月?!」ってなるタイミングですね。
どこの国で祝うの?
特に盛大なのはアジア圏。
代表例:
- 中国(春節)
- 台湾
- 韓国
- ベトナム
- シンガポール など
日本でも昔はこれが普通の正月でした。明治時代に西洋式カレンダー(新暦)に変わって今の1月1日になったんです。
何を祝うの?
意味はほぼ同じ。
- 新しい年のスタート
- 家族団らん
- 健康・商売繁盛・幸運祈願
中国では一年で一番大事なイベントで、国中が数日〜1週間以上お休みになります。
いわば「お正月+お盆+GW」が合体したレベルの超ビッグイベント。
旧正月の特徴
特徴をまとめると:
- 月の満ち欠けで日付が決まる
- アジアでは最大級の祝日
- 家族が大移動(帰省ラッシュ世界最大)
- 赤色・爆竹・龍・獅子舞など縁起文化が多い
なぜ?毎年1ヶ月もの幅が生じるのか
旧暦は、うるう月を入れた13ヶ月の年がある。
👉 月の周期(29.5日)と太陽の1年(365日)がズレているから
です。
ここから少しだけ仕組みを分解します。
① 旧暦は「新月」がスタート
旧正月はルールがはっきり決まっています。
「冬至のあと、2回目の新月の日」
これが旧正月。
つまり完全に
🌑 月のタイミング頼み。
② 月の1ヶ月は29.5日
月の満ち欠け1周=約 29.5日
だから旧暦の1ヶ月は
- 29日 or 30日
になります。
③ でも太陽の1年は365日
ここで問題発生。
旧暦1年
→ 29.5日 × 12ヶ月 ≈ 354日
太陽の1年
→ 365日
👉 毎年11日ズレる
もうこの時点で「固定日」は無理なんです😂
④ ズレを修正するための「うるう月」
ズレが大きくなるので、旧暦は時々
1年を13ヶ月にする年(うるう月)
を入れて調整します。
つまり旧暦の年は
- 354日の年
- 384日の年(13ヶ月)
が混ざるカレンダー。
もうカレンダーが生き物レベルで動くんです。
⑤ だから旧正月は毎年ブレる
旧正月の決定条件をもう一度:
冬至(太陽)+新月(月)
太陽と月の「両方」を使って決めるので、
- 早い年 → 1月下旬
- 遅い年 → 2月中旬
結果
👉 約1ヶ月の幅が生まれる
まとめ
日本ではあまり意識されなくなった旧正月ですが、
月と太陽のリズムで決まるお正月だと思うと、
少し特別な日にも感じます。
来年の旧正月は、
もう一度ゆっくり参拝してみようと思います。
