マイクロバス運転の白タク行為について:還暦野球でマイクロバスを運転することになった!

還暦野球九州大会、行き先は沖縄!
還暦野球の九州大会で、沖縄へ行くことになりました。還暦になっても、まだまだ白球を追いかけております。
ところが、時期的なものなのか、鹿児島空港発着の飛行機の便がなかなか取れず、福岡空港発着で行くことになりました。
ここで問題になるのが交通費です。
- 出水駅から博多駅まで、新幹線で片道8,940円
- 往復で17,880円(約2万円!)
- これに沖縄までの航空運賃と宿泊費を足すと、最安値でも7〜8万円
ベンチに座っているだけで財布に死球(デッドボール)を食らう感じです。
ところが、出水から福岡空港までマイクロバスで移動すれば、新幹線代がなくなって、総額で5万円くらいで行けそうなんです。
そうなると、大型免許を持っている私が「ここは一肌脱ぐしかないでしょう!」ということで、頑張らないかんですな。
最近厳しい「白タク行為」にならないか
とはいえ、気になるのが「白タク行為」です。
白タク行為とは、ざっくり言うと、国の許可(事業許可)を受けずに、お金をもらって人を運ぶことです。道路運送法で禁止されていて、最近は取り締まりや注意喚起もかなり厳しくなっています。
私が心配したのは、次のような点です。
- 運転手の私が、メンバーからお金をもらうことにならないか
- ガソリン代や高速代の割り勘は、どこまでOKなのか
- 「運転のお礼」に飲み物やお菓子をもらうのはセーフなのか
一般的には、次のように整理されています。
- 運転手が「運賃」や「運転の報酬」を受け取ると、アウトになるおそれがあります。
- チーム全員で費用を分担する(バスのレンタル代、燃料代、高速代を全員で割り勘にする)形で、運転する人は報酬を受け取らず、メンバーの一員として同乗するなら、問題にならないケースが多いとされています。
- ただし、「運送の対価」にあたるかどうかは、実態で判断されるため、名目だけの割り勘や、運転手にだけ謝礼が渡るような形は避けたほうが安心です。
※ここに書いたのは一般的な考え方で、個別のケースは条件によって変わります。実際に運行するときは、レンタカー会社や運輸支局に事前に確認しておくのが確実です。
「知らなかった」では済まない時代ですから、事前確認はチェックしすぎるくらいがちょうどいいです。
借りるバスの「任意保険」は大丈夫?
バスはレンタルで借りる予定です。そうなると、次に心配になるのが保険です。万が一の事故のとき、任意保険の対象になるのかどうかは、ちゃんと確認しておかないといけません。
私が確認しておこうと思っているのは、次の点です。
1. レンタカー会社の保険の中身
一般的に、レンタカーには自賠責保険と、会社が契約している任意保険(対人・対物・搭乗者傷害・車両など)が付いていることが多いです。ただし、マイクロバスの場合は会社や車種によって内容が違います。
- 対人・対物の補償額はいくらか
- 搭乗者傷害保険は付いているか(チーム全員が乗るので大事です)
- 車両保険はあるか
2. 免責額(自己負担)とオプション補償
事故を起こしたとき、保険が使えても、一定の自己負担(免責額)が発生することがあります。また、事故で車を修理する間の休業補償(NOC)も、別途請求されるのが一般的です。オプションの「免責補償」に入れば、この負担を軽くできる場合があります。マイクロバスは車両が大きい分、修理費も高額になりやすいので、加入をしっかり検討したいところです。
3. 「届け出た運転者」しか補償されない
ここが一番の落とし穴です。レンタカーの保険は、契約時に届け出た運転者が運転している場合にだけ、補償の対象になるのが一般的です。
- 大型免許を持つもう一人の仲間も、必ず運転者として登録しておく
- 登録していない人が運転して事故を起こすと、補償されないおそれがある
- 運転の交代は「サービスエリアでこっそり」ではなく、あくまで登録した二人の間で
4. 自分の自動車保険は使えるのか
「自分の車の保険に他車運転特約が付いているから大丈夫」と思いがちですが、この特約は、マイクロバスなどの大型車は対象外になっていることが多いです。自分の保険会社に確認しておくのが安心です。
5. チームで入っている保険も確認
還暦野球のチームや連盟で、スポーツ安全保険などに加入している場合、「大会への往復の途中の事故」が補償の対象になるかもしれません。ただ、対象になる範囲や条件は保険の種類によって違うので、こちらも問い合わせておきます。
保険は、入っていて損をすることはありませんが、いざというときに使えなければ意味がありません。「入っているつもり」が一番こわいので、契約の前に、必ず担当の方に「マイクロバスで、チーム全員を乗せて、この運転者二人で運転します」と、具体的に伝えて確認するのがコツです。
幸いにも、あと一人大型免許の持ち主がいる
いい知らせもあります。チームには、私のほかにもう一人、大型免許を持っている仲間がいました。
これは本当にありがたい!福岡までは片道でもそれなりの距離になりますので、一人でずっとハンドルを握るのは、体力的にも安全面でもおすすめできません。
- 行きと帰りで運転を交代する
- 途中のサービスエリアで運転手を交代する
こうして、二人で分担すれば、負担がぐっと軽くなります。
体調管理と眠気が心配
一番の心配は、正直なところ、体調管理と眠気です。
- 前日は早めに寝る(遠足前の小学生のように、興奮して寝られないのは禁物)
- 運転前後のお酒は厳禁
- 眠くなったら、迷わずサービスエリアで休憩する
- 運転の前に、持病のお薬や睡眠不足など、自分の体調を確認する
還暦を過ぎると、若い頃と同じ感覚でいると危ないです。心は現役でも、体は正直ですからね。
何より、私が運転するバスには、チーム全員の命と、大会にかける思いが乗っています。「安全第一」を、いつも以上に心がけたいと思います。
まとめ:人様のために役立つことはやっておこう
今回のポイントをまとめます。
- 交通費を抑えるために、マイクロバスでの移動を検討中
- 「白タク行為」にならないよう、運転手が報酬をもらわない形で、費用は全員で分担する
- レンタカーの任意保険は、補償内容・免責額・運転者の届け出を事前に確認する
- 運転者は、大型免許を持つ二人を必ず登録し、交代しながら運転する
- 不安な点は、事前に運輸支局やレンタカー会社に確認する
- 体調管理と眠気対策は、最優先で
大型免許があるおかげで、みんなの役に立てるなら、こんなにうれしいことはありません。人様のために役立つことは、進んでやっておこう。そう思っています。
沖縄大会の様子は、また記事にしますので、お楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


