ナビスコ・ヤマザキビスケットに思うこと


みなさんこんにちは。ハウルブログです。今日も元気にお過ごしでしょうか。
人生100年と言われる時代です。還暦(60歳)を過ぎても、まだ残り40年あります。このブログが、還暦を過ぎたみなさまにとって何かのヒントになればと思い、書き続けています。
今日は「ナビスコ・ヤマザキビスケット」について書いてみます。
確か以前は「ナビスコ」だったよな。どうなっているんだろう?
調べてみましょう。
ナビスコ → ヤマザキビスケットへの流れ
「ヤマザキ・ナビスコ株式会社」は、1970年に山崎製パン、アメリカのナビスコ社、そして日綿實業(現在の双日)の三社による合弁会社としてスタートしました。パン作りで培った技術と設備を土台に、「ナビスコ」ブランドのお菓子作りが始まったのだそうです。
その後、1988年にはナビスコとの資本関係自体は解消されているものの、ブランド名と商標の使用については引き続きライセンス契約を結び、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」「チップスアホイ」の4ブランドを長年にわたって作り続けてきました。
ところが2016年、このライセンス契約が満了となり、更新されないまま終了することに。これに伴って、会社は社名を「ヤマザキビスケット株式会社」へと変更し、同年9月から新たなスタートを切りました。契約終了と同時に、この4ブランドの製造もいったん終了し、以後はモンデリーズ側での生産に切り替わったということです。
発表当時は「ナビスコ・ショック」と呼ばれるほど話題になり、親会社である山崎製パンの株価にも影響が出たというのですから、業界にとってはかなり大きな出来事だったようです。長年育ててきたブランドを手放す決断は、当事者にとっても相当な覚悟が必要だったのだろうと想像します。
手元のお菓子で確かめてみた
話だけではピンとこないので、実際に家にあるお菓子で確認してみました。用意したのは、おなじみの「リッツ」と「チップスター」です。

- 「RITZ(リッツ)」のクラッカー箱には、あの赤い三角形の「NABISCO」マークがしっかり印刷されている
- 一方の「チップスター」の筒には「YBC」のロゴだけが表示されていて、ナビスコの文字はどこにも見当たらない
同じ会社の商品なのに、なぜ表示がこんなに違うのか。ここまで調べて、ようやく理由がわかりました。
「リッツ」は今もモンデリーズ・ジャパンからライセンスを受けて販売が続いている商品なので、パッケージには「NABISCO」ブランドの三角マークが健在です。一方の「チップスター」は、もともとヤマザキビスケットが独自に開発した完全オリジナル商品なので、ナビスコとは無関係に「YBC」の自社ロゴだけが表示されているというわけです。
同じ会社が扱っているお菓子でも、ブランドの出自によって表示のされ方がまるで違う。並べてみて初めて気づいた小さな発見でした。
チップスターのパッケージには「1976年に発売した日本初の成型ポテトチップス」「発売50周年」という表記もあり、思っていた以上に歴史のある商品だったことにも驚かされました。7月7日を「チップスターの日」に制定したというのも、今回初めて知った豆知識です。
還暦を過ぎても、知らないことはまだまだある
長年慣れ親しんできたお菓子でも、こうして裏側の歴史を調べてみると、知らなかったことばかりでした。原材料名や製造者の欄は、つい読み飛ばしてしまいがちですが、たまにはじっくり眺めてみるのも面白いものです。
還暦を過ぎても、身近なものに目を向けるだけで新しい発見がある。そんなことを、今回のリッツとチップスターから教えてもらった気がします。
みなさんも、今度スーパーやコンビニでお菓子を手に取るときは、パッケージの隅っこの小さな文字にもぜひ注目してみてください。思いがけない発見があるかもしれません。
それでは、また次回お会いしましょう。

