ザック・セイバーJr.の優勝を見て涙する還暦漢(G1クライマックス34)
新日本プロレスの毎年の興行、G1クライマックス34(サーティーフォーと呼んでいる)の決勝戦が今日、開催された。
プロレスのヘビー級選手(体重100kg以上)のABに分かれて総当たりをして、ABの各1位が決勝戦を行うものである。
決勝戦は、ザック・セイバーJr.対 辻陽太。
日程
7月20日から8月18日までの約1ヶ月間。
優勝するためには最短でも11回戦わないといけない。
一戦ごとに、試合終了後、両者倒れたままで、なかなか起き上がれない状態。
日々、全力を尽くしているのが、画面からも伝わってくる。
それこそ、命がけの戦いをやっている。
そんな試合を、約1ヶ月の間に11戦というのは3日に1回戦うということであり、その間にタッグマッチで前哨戦も行われる。
過酷な1ヶ月である。
出場選手
Aブロック
内藤哲也(15年連続15回目)
海野翔太(2年連続2回目)
鷹木信悟(6年連続6回目)
SANADA(9年連続9回目)
グレート-O-カーン(4年連続4回目)
ザック・セイバーJr.(8年連続8回目)
ゲイブ・キッド(2年連続2回目)
EVIL(9年連続9回目)
ジェイク・リー(プロレスリング・ノア、初出場)
Bブロック
後藤洋央紀(17年連続17回目)
エル・ファンタズモ(3年連続3回目)
辻陽太(2年連続2回目)
ジェフ・コブ(6年連続6回目)
ヘナレ(3年連続3回目)
デビッド・フィンレー(3年連続3回目)
成田蓮(2年連続2回目)
上村優也(初出場)
竹下幸之介(AEW/DDT、初出場)
いずれも心踊らされる選手たちである。
スポーツ好きの自分
還暦を過ぎてみて、自分探しをしてきたのだと思う。
その中で分かった確かなことは自分は「スポーツが好き」だということだ。
プロ「野球」選手を目指してきた、中学校・高校時代。
就職後やってきた「ソフトボール」
40歳ごろから壮年軟式野球への参加
60歳過ぎてから、本格的に始めた「ゴルフ」
そして再び還暦「野球」
体現しているスポーツは、野球である。
プロレスは、やっていないが、親父が湯呑みで焼酎を飲んでいる隣で、アントニオ猪木とタイガー・ジェット・シンのテレビ中継を「白黒テレビ」で見ていたという印象は、何歳になっても忘れられない。
アントニオ猪木氏
そのころから、アントニオ猪木の一挙手一投足に注視していた感覚がある。
モハメッド・アリ戦、熊殺しの空手家ウイリー・ウイリアムス戦、北朝鮮でのプロレス興行など印象深い。
アントニオ猪木氏は国会議員もされており、少なからず日本国民の精神的一本の柱みたいな感覚が、日本人はあるんじゃないだろうか。
「1・2・3ダー」は、今でもみんなが共鳴してくれるフレーズであると思う。
2022.10.01逝去されたが、彼が残してくれた、精神的なものは現在の新日本プロレスに、そして日本国民に脈々と繋がっていることを感じる。
まとめ
ザック・セイバーJr.氏はイギリスのプロレスラーである。
現在37歳。
彼自身が言っている、「今日優勝できなかったら人生の選択肢を間違った」と。
命を掛けて、プロレスをやっている。
これも猪木イズムかとも思う。
ザック・セイバーJr.氏は、技の技巧派から、肉体改造をして体力的にも誰にも引けを取らない強靭な体になっている。
体を使ってプロの競技者になること。
簡単なことでなく、プロのスポーツ競技者になること事態が難しいと思う。
猪木イズムを引き継いだ、プロレスラーの今後も興味を持って見ていきたい。
経済的に豊かになったら、経済的な意味でも協力していきたい。