お面購入:猿田彦面(霧島神宮九面)
露天で買ったプラスチックのお面を買って以来の「お面」を購入した。
霧島神宮、九面のひとつ「猿田彦面」。
猿田彦大神(さるたひこ おおかみ)は、道開きや導きの神として信仰されている。
道を開く
霧島神宮のお守りを巫女さんたちが販売しているところに行った時、上を見るとお面が2つならんでいる。
右側の赤ら顔のお面が「猿田彦面」であった。
得も言えず、心が惹かれる。
現金
最近キャッシュレス生活をしているせいで、現金の持ち合わせが少ない。
御朱印所で巫女さんに聞いたところ、神社ではカードなどキャッシュレスは使えないようである。
近くのコンビニまで行って、ATMで現金を引き出してくるしかない。
神社だけに山の中にあり、近くのコンビニまで往復30分以上かかる。
それでも手に入れたいという、心が動く。
コンビニまで行ってきた。
重量感
巫女さんに現金を払って、大きな箱に入ったお面を受け取ると、ずっしりと重い。
自分のこれからの人生を切り開いてくれると確信した。
その後、再度お参りした。
霧島天狗館
霧島神宮の駐車場に帰って、お面を車に置いた。
参道のお店のひとつに「霧島天狗館」なる屋敷があった。
外側には天狗の面が5個ほど飾られている。
お面のことを聞きたいという思いもあり、入ってみた。
入館料が250円かかる。
入ってみると、お面の数に驚く。
帰ってから調べてみると、約2000個のお面があるという。
「天狗」「能」「鬼」の面が所狭しと飾ってあった。
お面の迫力に圧倒される。
お面を飾る向き
「猿田彦面」を購入したのはいいが、家の中でどちら向きに飾ったらいいのか、皆目検討もつかない。
霧島神宮の巫女さんに聞いてもよかったが、機会を作れなかった。
霧島天狗館の入口に女将さんらしい方がいらしたので、帰りに聞いてみた。
さすがにお面2000個を飾られているお店らしく、お面や神道について詳しい方だった。
(帰り際に聞いたが、霧島神宮の門徒約3万人の総代を務める方が、お父様であるとのこと)
まず、鬼門と裏鬼門(鬼門の反対側)を避けること。
鬼門とは、北北東のことであり、霊道になっていて良い霊も悪い例も鬼門を行き来するという。
いい感じで飾ることができた。
まとめ
宮崎の居る息子に会いに行った帰りに、偶然立ち寄った「霧島神宮」。
そこで出会った「猿田彦面」。
偶然こそ必然かとも思う。