日本の神々:高千穂町を訪れてみる
天の岩戸伝説があった。
天岩戸神社の主祭神は「天照皇大神(アマテラスオオミカミ)」である。
普段、なにげに神社に行ってお参りしているが、ほぼこの方が中心となるようだ。
大麻と言われる御札にも、「天照皇大神」と書かれている。
天岩戸神社
令和6年11月17日に開催された、「岩戸下永之内神楽祭」の見学へ行った。
下永之内公民館という田舎の公民館で開催された。
下永之内公民館から歩いて5分ほどの所に「天岩戸神社」(アメノイワトジンジャ)がある。
最初に東本宮に行ったが、天岩戸と呼ばれる大きな岩の洞窟にはたどり着けない。
入口駐車場に警備員がいたので聞いてみると、西本宮もあるらしいことがわかった。
2〜3分歩くと西本宮の境内にたどり着く。
観光客も多いとみえて、石畳が整備されている。
西本宮の鳥居をくぐって神社へ行くと、鍵が掛かっている入口の鍵を開けて、宮司が案内してくれた。
川沿いの歩道を歩いていくと、大きな岩の扉が見えた。
それが、天の岩戸のようだ。
写真は撮れない。
撮ってしまうとバチが当たりそうである。
天照皇大神が洞窟を出た後、引き換えして来ないように、しめ縄が張ってあった。
しめ縄には、7つ・5つ・3つ、と結びが付いている。
七五三(しちごさん)の言われでもあるようだ。
お守りを売っているところで巫女さんに聞いたが、しめ縄の販売は無かった。
正月が近づくとあるのかなと推測してしまう
神楽
霧島神宮の九面太鼓のお面を購入したこともあり、神楽祭への興味が湧いていた。
歳時記カレンダーを見ていたら「高千穂神楽」が目に入ってきた。
観光情報を見ると、高千穂の夜神楽(たかちほのよかぐら)で高千穂観光協会が紹介していた。
毎晩夜8時から1時間開催されるとのことで、宿泊しなければ見れない。
早速、お宿を探したが、一泊20,000円もする。
ちょっと無理だなとあきらめていたが、昼間に1日でやる神楽を発見したので、これは行くしかないと思って知人を誘って行った。
片道3時間も掛かるが、朝5時出発で8時30分ごろには到着したので、下永之内公民館の方々よりも早く、お客さんとしては一番乗りであった。
「天岩戸神社」から下永之内公民館に帰って、奉納金を少額支払って一番前の席に付くと、ちょうど始まりの時間5分前であった。
なんというタイミングの良さ!
九面も飾られていたが、8面しかない?
面の上の段の黒い箱に入っているのか?
帰りを考えると、ちょうど12時くらいまでしか時間がなくて、最後どうなるかは分からない。
次回の楽しみとしよう。
奉納金を支払ったので、白い紙に名前が書かれて公民館の横に掲げられていた。
ずっと見ていると、おにぎりの無料配布もあった。
朝から何も食べていなかったので、素手でつかんで食べてしまった。
後ほど、割箸も配布された。ハハハ⋯
65歳以上の高齢化率が約45%とという高千穂町であるが、30代くらいの若い男たち、中学生くらいの男子が神楽を舞っており、かなりの新鮮味を感じた。
人口約10,000人。
建物の数や観光客の数からするとかなり少なく感じた。
熊本県と宮崎県のほぼ中央に位置する高原地帯であり、空気もうまい。
目の前を雲が漂っている。
日本の神様
若い頃はなにかと毛嫌いしていた信仰も、還暦を過ぎるとしっかりと知りたくなる。
天照皇大神を中心とした、日本の神様をもっと深く知りたいと思う。
今後、追記していく。
高千穂峡谷
高千穂峡谷は、噂には聞いていて、観光案内の写真で見たことがあったが、初めて行ってみるとなかなか広く、感動的でもあった。
高千穂町
高千穂町は、観光地であることが分かる。
神社も多く、観光客も多い。
外国人も多く見掛けた。
まとめ
天皇陛下のご先祖でもあられる、神々を見て、日本人で良かったと思う。
日本人としての誇りも再確認できた。
八百万の神々が居る「日本」
その中でも「神道」と「仏教」が、日本人の心であると確信している。