メープルシロップ:砂糖に替わる体にいい甘味料
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ハウル
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母が死んだ。
最後の約10年間は、老人ホームと病院生活。
ここ2〜3年は、認知症っぽく記憶もあやうくなっていた。
最後を迎えたのは、「出水郡医師会広域医療センター」
主治医が若く、20代かな?と思った。
延命治療を求めたが、酸素吸入を始めると外すタイミングで死を迎える事や
心肺停止時のAED利用や心マッサージで肋骨(ろっこつ)が折れる事などを30分以上かかって説明してくれた。
本人が痛い思いをしたりして、苦しむのだと。
98歳ということもあり、そこまでして延命する必要は無いと、納得した。
主治医を含めた医師
看護師
介護士
リハビリ担当
受付
にいたるまで、みなさん若々しく元気に仕事をしている雰囲気があり、
気持ち良く過ごせた。
施設も清潔感が保たれていて、病院特有の嫌な匂いも無い。
窓から見える海や阿久根大島の風景も美しい。
経過が順調で転院の話も出始めていたが、最後を迎える施設になったことは嬉しい。
転院先施設の環境は、知っているだけに良いとは言えないと思っていた。
点滴だけの栄養補給になってから約一月半、徐々に痩せて縮んでいく姿を目にしてきた。
この約一月半は、苦しむこともなく静かに逝ってくれた。
苦しまず逝ったことが、良かったと思う。
初七日を昨日迎え、やっと自分も落ち着いてきた感覚がある。
母の思い出を胸に秘めながら、明日からまた未来へ向かって進んでいく!