福田農場(熊本県水俣市):近くに「無農薬商品」の販売店を発見!
オーガニックの店を発見した!
「健康こそ一番大事な財産」であるとの確信を得て、
食べ物はできるだけオーガニック(限りなく無農薬)
にしようと考えて、それを売っている店を探していた。
なかなか見つからない中、孫が遊びに来てくれた。
どこか観光しようと、福田農場へ行ってみた。
福田農場
※福田農場 https://www.fukuda-farm.co.jp/
熊本県水俣市にある農場で、毎年1回は訪問していた。
なにも意識しないで通っていたが、
今回商品を見る目がオーガニック
( 農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法)
に変えて見てみると、
ここの農場こそがオーガニックを長年やっている場所であった。
水俣病
水俣病は全世界に知られている大きな疾病である。
そんな中で、「水俣の地域のイメージ」を変えていくことを目的に先々代の社長がこの場所に福田ワイナリーを開園したという。
その内容を初めてしっかり読んでみた。
現社長のあいさつがあったので紹介する。
現社長あいさつ(福田農場 代表取締役 福田 豊樹氏)
私の祖父母である福田収蔵とミハが60の齢を迎えた1960年。
不知火海と天草の島々を一望できる水俣市・湯の児地区の高台に
「花が咲き、実が実り、地域の子どもたちやお年寄りがお弁当を持って遊びに来てくれるような場所を作りたい」
と二人は夢を抱きました。
手作業で17ヘクタールの丘陵を切り開き、
みかん、甘夏などの果樹を植え、
熊本県下初の観光農園を開園したのが福田農場のはじまりです。
その両親の夢と会社を引き継いだ私の父である先代の福田興次は、
農業の特性を生かして地域を代表する特産品
甘夏のジュース製造を手始めに、
サングリア、
地ビールの製造
といった第2次産業に果敢に取り組んできました。
また、新たな観光事業として、
公害の原点ともいわれる水俣病により疲弊した
「地域のイメージ」を変えていくことを目的とした
「湯の児スペイン村」構想
にも取り組み、結果、年間10万人を超えるお客様にご来場いただけるようになりました。
そこには、自身がその
水俣の出身として経験した差別や偏見を次の世代へ残したくない
という強い想いもあったと思います。
そして現在、その先達たちの夢と想いを引き継ぎ、
私たちの世代は、次の世代に何を残せるのか?
変わらないために何を変えないといけないのか?
その答えの一つとして、
2018年1月に社名を「福田農場ワイナリー」から「福田農場」へと改め、
新しいビジョンを「九州・不知火(しらぬい)のうれしい食の風景をつくり続ける」
と定めました。
これから私たち社員全員は
同一のビジョンを持ち、
水俣を抱く不知火海沿岸地域の
食を通じて
子どもたちの笑顔があふれる
誰もがうれしくなる風景
をひとつでも多く作り、
地域の人が誇れる場所であり続けます。
そして、これまで培った
九州中に広がる農商工のネットワークと
農産品加工の経験を活かし、
全国そして世界に商品を届け、
地域の未来に貢献する企業を目指していきます。
今後の私たちのチャレンジにご期待ください。
孫への遺産
「福田農場」のオーガニック食材を使って飲み食いして、大きく育って欲しいと思う。
いい場所に連れてこれて良かったと思う。
良い場所を知ることも、いい財産になると思う。
孫が成人した頃にまた来てみたい場所である。
まとめ
還暦過ぎてから、同じ物でも改めてしっかり向かい合って見るようになっている。
本質を見極める目を養っていきたい。
それは、いろいろなネット上の情報や書籍から積極的に取り入れていく。
※福田農場 https://www.fukuda-farm.co.jp/