プロレスラー:棚橋弘至氏
プロレスラー
プロレスも好きで、1961年生まれの私は「アントニオ猪木」の世代である。
猪木を小学生時代に父親と白黒テレビで見て、猪木の真剣さと強さに憧れたものである。
それからずっと見ているが、一時期はプロレスの暗黒時代があった。
1990年後半から2010年頃までの10数年、アントニオ猪木の年齢的な衰えもあり、若い選手達の不満もあり、時代は変わろうとしていた。
棚橋弘至氏
ここで、新日本プロレスを支えていたのが「棚橋弘至」であったと思う。
自分も若かりし頃は週刊誌の「週刊プロレス」を定期購入するほど、プロレスにのめり込んでいた。
しかし、徐々にプロレス熱も冷めていき、ほぼ興味を失っていたが、2010年頃からプロレスが復活してきた。
低迷期~復活の中心を成すのが「棚橋弘至」である。
愛してまーす!
メイインイベントで勝利した後に繰り出す「愛してまーす」の会場全体での合唱は、最初はなんなのこれ?という感じであった。
棚橋の必殺技であるフライイングボディプレスは、2~3年の間、なんでかわせないのか不思議でしょうが無かった。
興業のためのプロレスなのかという無念感もあり、棚橋の技を信じていなかった。
時代は、2010年以降になるとプロレスが活況になってきた。
ここで、本当に強い「オカダカズチカ」や「内藤哲也」が棚橋に挑戦していく。
この最強に近い二人も棚橋のフライイングボディプレスを受けてしまう。
よく見ていると、プロレスの流れの中で足腰を攻撃して痛めたり、動けない状態を作っている。
そこから素早くフライイングボディプレスに持って行く。
そして、最後は「愛してまーす!」である。
やっぱり本物なのだと再確認してしまう。
まとめ
低迷期に頑張ってきた「棚橋弘至」は現在もメイインイベントを務めることがあるが、この人には一目置いてしまう。
自分の信念を貫いてきた人の強さを感じる。
現在も若手が数多く出てきて、活況著しいが、誰が何年続いてくれるのか不安でもあり、楽しみでもある。
これからもプロレス業界の更なる発展を期待している。