ノーステップ打法を分析する:野球

野球の打撃について、理論的にやってきていなかったので打ち方を忘れてしまっていた。
若い頃は練習量と勘でしっかり打てていたが、歳を重ねると勘で打てるほどの練習量が足りない。というか体力的に練習量だけでは達しない。
還暦野球を始めてから5年になるが、やっとノーステップ打法にたどりついて、野球での打ち方理論がわかりつつある。
まず、立つ位置を決める
還暦野球を始めてから4年間くらいは、バッターボックスの立ち位置を考えておらず、なんとなく足型ができているところに立っていたように思う。
最近は、自宅にホームベースを書いて(これは以前からあった)、バッターボックスも書いて、ベースから15cm+ライン想定の約5cmのところに数カ所、ゴルフのロングティーを打ち込んで、足場を固定した。

立つ位置を固定することで、ボールの見え方が一定する。
そのままノーステップで打ちにいくことで、ストライク・ボールの判断がしやすくなる。
練習での打つポイントを固定する
以前は、アウトコース・真ん中・インコースの3個所で打つ練習をやっていた。
インコースの練習をすると、チーム練習や試合で打つときに開きが早くなるクセが出てしまう。
ChatGPTに相談しながらやっていると、アウトコース1本で練習すれば、インコースにも対応できると言っている。
練習は、インサイドアウトで振り出す感覚・体重移動・インパクト後のスイングスピードが最速になることなので、アウトコース1本の練習でいいということに腹落ちした。
スイングスピードを上げる
ノーステップだと左足を上げて打つより、スイングスピードが遅くなる感じがする。
これを修正するには、割の時、左足とバットの距離を最大に広げることが必要になる。

これには、バットを後ろに寝かせることで、自然にグリップエンドが上がり大きな割を作るようにした。
練習で感じを掴みたい。
ノーステップではスイングスピードが上がらない
和田一浩氏の書籍を読み返してみると、ノーステップは体の大きなメジャーリーガーには合っているが、日本人選手にはあまりよくないようなことが書いてある。
私自身、ヘッドスピードが上がらないことが気になっていた。
構え、ボールの位置などはそのままに、左足を上げてヘッドスピードが上がる練習を取り入れてみよう。
九州大会まであと3日間は、練習できる。
最善を尽くそう。
踏み出した時の左足を固定する
踏み出した時の左足を固定すると、力が逃げていかず、打球にパワーが伝わる。
左足で壁を作るという感覚は、ゴルフにも通じる。
強い球を打つためには、必要なことだと思う。
まとめ
現時点ではここまで気がついたので、あと3日間やってみる。
九州大会で試して、自信を付けたい。
大会が終わってからも打撃を完成に近づけるよう、冬場の筋トレと技術取得をやっていこう。


