シリカ水って何が違うの?含有量・価格・買う前の確認ポイント

最近、スーパーやドラッグストア、インターネット広告でも「シリカ水」という言葉をよく見かけます。ただ、「何が違うのか」「どれを選べばよいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、効果の話ではなく、含有量・価格・確認ポイントという、数字で確かめられる部分に絞ってお伝えします。
シリカとは
シリカって聞いたことがありますか?
シリカとは、ケイ素と酸素が結合した「二酸化ケイ素(SiO₂)」のことです。水に溶けた状態のものは「ケイ酸」と表記されることもあります。ミネラルウォーターに含まれるシリカは、岩石や地層に含まれるケイ素が、地下水に少しずつ溶け出したものです。
ケイ素は、骨や皮膚、髪などにも含まれるとされ、加齢とともに減っていくとも言われています。こうしたことから、シリカ水やサプリメントを取り入れる方が増えているようです。
ただし、飲料水として摂るシリカが、健康や美容にどう役立つかについては、はっきり確認されているとは言えません。この記事では、良し悪しの判断ではなく、選ぶときの見方をお伝えします。
シリカ水の見極め方
シリカ水を比べるときの基本の物差しは、「水1Lの中に、シリカが何mg入っているか」=mg/Lです。
単位は「mg」か確認する
- mg(ミリグラム):重さの単位
- ml(ミリリットル):体積の単位
たとえば「シリカ97mg/L」は、水1Lの中にシリカが97mg(0.097g)溶けているという意味です。ごくわずかな量ですが、ミネラルウォーターの成分表示は、この単位が基本です。
もし「ml/L」と書かれていたら、水1Lのうち何mlがシリカかという意味になり、現実にはありえない量になります。広告やラベルで単位が「ml」になっていたら、誤記の可能性があります。そのまま受け取らず、公式サイトなどで確認しましょう。
表記のそろえ方を見る
シリカの量は、「シリカ」「ケイ酸」「二酸化ケイ素(SiO₂)換算」など、メーカーによって表記が異なります。比べるときは、同じ基準の数値かどうかも確認すると安心です。
水道水にも含まれています
シリカは水道水にも含まれています。量は地域や水源で異なり、数mg/L程度から十数mg/L程度のこともあります。「水道水にも多少は入っている」と知っておくと、数値の見方が変わってきます。
天然シリカ水の含有量を比べる
主な天然シリカ水を、1Lあたりのシリカ含有量で並べてみました。
| 商品名 | 採水地 | シリカ(mg/L) | 価格 |
|---|---|---|---|
| 関平鉱泉 | 鹿児島県霧島市 | 155.0 | 【公式で確認】 |
| のむシリカ | 宮崎県小林市 | 97 | 【公式で確認】 |
| 日田天領水 | 大分県日田市 | 90 | 【公式で確認】 |
| シリカシリカ | 大分県玖珠郡 | 72 | 【公式で確認】 |
| 財宝 | 鹿児島県垂水市 | 30.5 | 【公式で確認】 |
※各社公式サイト掲載の数値です。【○年○月○日】時点の情報で、変更される場合があります。
一番多いものと少ないものでは、5倍ほどの差があります。ひとことで「シリカ水」といっても、含有量にはかなり幅があることが分かります。
なお、シリカ以外のミネラル(カルシウム、マグネシウム、炭酸水素イオンなど)の量や、味の好みも、水選びでは大切なポイントです。
価格の比べ方
ミネラルウォーターの価格は、本数やセット内容がバラバラで、そのままでは比べにくいものです。そこで、1Lあたりの金額に直して比べるのがおすすめです。
たとえば、500ml×24本入りが1箱3,000円の場合の計算はこうなります。
- 500ml × 24本 = 12L
- 3,000円 ÷ 12L = 1Lあたり250円
(数字は計算の例です)
あわせて、次の点も確認しましょう。
- 送料は別か、込みか
- 定期購入の場合、初回価格と2回目以降の価格は同じか
- いつでも解約・休止できるか
- 一度にどれくらいの量が届くか(置き場所や重さも大切です)
インターネットやTVショッピングに注意
インターネット広告やTVショッピングでは、魅力的な言葉が並んでいることがあります。買う前に、次の点を落ち着いて確認してみてください。
① 数値の単位と条件が正しく書かれているか
「mg/L」なのか、どんな条件で測った数値なのか。単位が誤っていたり、測定条件が書かれていなかったりする場合は注意が必要です。
② 「シリカ水が作れます」という商品の場合
水道水に浄水カートリッジを通すタイプの商品もあります。シリカは水に溶けにくいため、カートリッジの素材からどれだけ溶け出すかが要点になります。
- 通水後のシリカ濃度は何mg/Lか
- 交換の目安の最後まで濃度が保たれるか
- 第三者機関の分析結果があるか
- 本体代や、2個目以降のカートリッジ代を含めた1Lあたりの費用はいくらか
③ 「お得」の比較対象は何か
「95%OFF」のような表示は、何と比べているかで印象が大きく変わります。比較の相手や、初回限定価格かどうかを見ておきましょう。
④ ランキングサイトの読み方
ランキングや比較表は便利ですが、基準を誰がどう決めたのかが分からないこともあります。数値は、必ず各社の公式サイトで確認しましょう。
⑤ 「飲むだけで変わる」といった断定表現
体への効果を言い切る表現は、慎重に受け止めるのがよいと思います。
おすすめの関平鉱泉水:シリカ含有量155mg/L
数値の面で注目したのが、鹿児島県霧島市が運営する関平鉱泉です。
公式サイトによると、1Lあたりの成分は次のとおりです。
- シリカ:155.0mg
- サルフェート(硫酸イオン):41.4mg
- 炭酸水素イオン:189.2mg
シリカ155.0mg/Lは、今回比べた天然シリカ水の中でも最も多い数値です。公式サイトでは「含有量世界トップクラス」とうたわれています。カルシウムやマグネシウムを含む中硬水で、【味の感想:実際に飲んだ印象を書くと、記事の信頼性が上がります】。
購入方法価格は、鹿児島県霧島市まで行くと20Lで1,000円、10Lで600円です。
AZなどのスーパーでは10Lのみ約800円で販売されているので、霧島市の関平鉱泉販売所まで遠方に居住されている場合は、近くのスーパーを探してみるのもいいですよ。
まとめ
シリカ水を選ぶときは、次の5つを見てみましょう。
- 単位は「mg/L」になっているか(mlと書かれていたら要確認)
- 数値はいくらか(30mg/L台から150mg/L超まで幅があります)
- 測定の条件や、分析した機関が書かれているか
- 1Lあたりの価格に直すといくらか
- 「効く」と言い切る表現に流されていないか
数字で見比べれば、広告の印象に左右されずに選べます。ご自分の好みや予算に合った水を、ゆっくり探してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


