サティヤ・サイ・ババってどんな人?「不食」の本から気になって調べてみた


みなさんこんにちは。ハウルブログです。今日も元気にお過ごしでしょうか。
人生100年と言われる時代です。還暦(60歳)を過ぎても、まだ残り40年あります。このブログが、還暦を過ぎたみなさまにとって何かのヒントになればと思い、書き続けています。
今日は「サティヤ・サイ・ババ氏」について書いてみます。
いま、森井啓二さんの著書『食と霊性』を読んでいます。最後の章に「不食(ふしょく)」という話が出てきて、その流れでサティヤ・サイ・ババ氏の名前が登場しました。
サイババ氏と聞くと、私の世代は「手のひらから何かを出す人」「手をかざして病気を治す人」といった、いわゆる超能力者のイメージがパッと浮かびます。テレビでよく見かけた、あのアフロヘアの方です。
漫画家・たつき諒さんの『私が見た未来』にも、サイババ氏の名前が出てきていました。
そこで、素朴な疑問がわいてきました。「ほんものの超能力者って、本当にいるんだろうか?」。せっかくなので、少し調べてみることにしました。
「不食」する人たち
森井さんの本を読んでいると、「食べずに生きている」とされる人たちの名前がたくさん出てきます。たとえば、次のような人たちです(敬称略)。
ジャスムヒーン(オーストラリア。「光で生きる」という考え方を広めた人)、ギリバラ(インド。ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』に登場する女性)、テレーゼ・ノイマン(ドイツのカトリックの女性)、長南年恵(おさなみ としえ。明治時代の日本の女性)、プララド・ジャニ(インドのヨガ行者)、ジナイダ・バラノワ(ロシアの女性)。
国も時代もバラバラなのが面白いところです。
人は本当に、食べなくても生きていけるのでしょうか?
ただ、医学的には、長いあいだ飲まず食わずで生きられることは確認されていません。テレビ局の検証で体調を崩して途中で中止になった例もあります。ここは「そういう話がある」というロマンとして楽しむところで、真似は絶対にしないでください。私たち60代は、おいしくしっかり食べてナンボです。
サティヤ・サイ・ババ氏とは
サティヤ・サイ・ババ(1926年〜2011年)は、南インド・アーンドラ・プラデーシュ州の小さな村、プッタパルティに生まれた宗教指導者です。14歳のころに「自分はシルディ・サイ・ババの生まれ変わりである」と宣言しました。その後、独特の存在感と教えで、多くの信奉者を集めていきます。
トレードマークは、オレンジ色の長い衣と、アフロヘアのような大きな髪型です。手のひらから聖なる灰(ビブーティ)や指輪などを取り出す「物質化」で広く知られました。インド国内だけでなく世界中に支持者がいて、日本にも信奉者の団体があります。
教えの中心は、「すべての宗教はひとつ」「愛と奉仕」といった、宗派を超えたシンプルなメッセージでした。社会貢献にも力を入れていて、無料で治療が受けられる大きな病院や学校をつくったり、水不足に悩む地域に水を届ける事業を行ったりしています。
一方で、「物質化は手品ではないか」という指摘や、信者への不適切な行為をめぐる疑惑も、海外メディアで報じられました。評価は大きく分かれています。
2011年に84歳で亡くなったときには、インドの首相をはじめ多くの要人が弔意を示しました。その影響力の大きさを、あらためて感じさせる出来事でした。
「不食」とサティヤ・サイ・ババ氏
サイババ氏自身は「何を食べるかが心をつくる」という考えから、菜食など心を穏やかにする食事を大切にするよう説いていたことで知られています。「食べない」ことよりも、「何をどう食べるか」に重きを置いていたのかもしれません。
まとめ
今回は、『食と霊性』をきっかけに、サティヤ・サイ・ババ氏について調べてみました。
「ほんものの超能力者はいるのか?」という疑問の答えは、正直なところ、調べてもはっきりしませんでした。奇跡を信じる人もいれば、手品だと考える人もいます。ただ、病院や学校、給水事業といった「目に見える形」で多くの人を助けたことは、まぎれもない事実です。
超能力があったかどうかはさておき、人の役に立つことを形に残した。これは、手のひらから指輪を出すよりも、ずっとすごいことなのかもしれません。
みなさんは、サイババ氏にどんなイメージをお持ちでしたか?


