不同視:白内障手術で右目だけレンズを入れ替えたら、バッティングでうまく当たらなくなった

中学校時代から野球をやってきて、早50年が過ぎる。
40歳で一旦、ソフトボールやめて野球に切り替えてきたが、打撃にしても守備にしても「白内障手術」をしてから、生きた球を打つ・取る感覚が無くなった気がする。
メガネを掛けて久しくやってきたが、昔のようにやっていると打撃も守備も固さがある気がする。なので、今年から、メガネを外して裸眼で練習するようになった。
するとだいぶ固さが取れて、空間認識ができているように感じる。
ただ、左目は視力検査の一番上が見えないくらいの近視なので、そのまま打撃・守備をすると、うまくいかない。
いろいろと調べてみると「不同視」というものがあるらしい。
ス中学校時代から野球をやってきて、早50年が過ぎる。
40歳で一旦、ソフトボールをやめて野球に切り替えてきたが、打撃にしても守備にしても「白内障手術」をしてから、生きた球を打つ・取る感覚が無くなった気がする。
メガネを掛けて久しくやってきたが、昔のようにやっていると打撃も守備も固さがある気がする。なので、今年から、メガネを外して裸眼で練習するようになった。
するとだいぶ固さが取れて、空間認識ができているように感じる。
ただ、左目は視力検査の一番上が見えないくらいの近視なので、そのまま打撃・守備をすると、うまくいかない。
いろいろと調べてみると「不同視」というものがあるらしい。
スポーツ選手も片目だけコンタクトレンズを入れて、プレーしている人がいると聞く。
眼科医でコンタクトレンズを入れるための検査が必要であるが、コンタクトレンズ自体は、使い捨てのものが通販で3,000円(30枚入り)程度で買えるので、早速やってみようと思う。
片目だけのコンタクトレンズ装着。野球でどれだけの効果があるのか、今から楽しみである。
不同視(ふどうし)とは何か
「不同視」とは、左右の目の度数(屈折度)に大きな差がある状態のことをいうそうだ。
普段の生活ではまず耳にしない言葉である。私も白内障手術のあと、バッティングの違和感を調べていて初めて知った。
人間は、左右の目で見た映像を脳の中で一つに合成して、モノまでの距離や奥行きを判断している。ところが左右の見え方に差が大きいと、この合成がうまくいかず、距離感がつかみにくくなるらしい。
私の場合、右目は白内障手術で眼内レンズを入れてよく見えるようになった。一方、左目は手術をしておらず、強い近視のままだ。まさに左右の度数差が大きい状態、つまり不同視に近い状態になっていたわけである。
白内障手術で片目だけ良くなると、かえって困ることがある
白内障手術そのものは成功で、右目の視界は驚くほどクリアになった。手術を受けた方なら分かると思うが、あの「世界が明るくなった」感覚は感動ものである。
ところが、である。
片目だけがよく見えるようになった結果、左右のバランスが崩れてしまった。日常生活ではさほど困らないのだが、動くボールを相手にする野球では話が別だった。
- バッティングで、ボールとの距離感が合わない
- 守備で、打球への一歩目の反応が遅れる気がする
- 全体的にプレーに「固さ」が出る
とくに私の利き目は左目。バッターボックスに立ったとき、ピッチャー側を向くのは左目である。その利き目が強い近視のままなのだから、生きた球が打ちにくくなるのも道理だったのかもしれない。
メガネでは解消しにくい理由
「それならメガネで左目を矯正すればいいのでは」と思われるかもしれない。実際、私も長年メガネでプレーしてきた。
しかし、左右の度数差が大きい場合、メガネだと左右のレンズの厚みが大きく違ってくる。すると網膜に映る像の大きさまで左右で変わってしまい、脳が映像を合成しづらくなるのだそうだ。
その点、コンタクトレンズは目に直接乗せるため、像の大きさの差が出にくいという。左右の度数差が大きい不同視の矯正には、メガネよりコンタクトレンズが向いているといわれる理由がここにある。
裸眼で練習して「固さが取れた」と感じたのも、もしかするとメガネによる左右の見え方のズレから解放されたからかもしれない。
スポーツ選手も実践している「片目コンタクト」
調べてみると、プロ野球選手やゴルファーの中にも、片目だけコンタクトレンズを入れてプレーしている人がいるらしい。
私の場合も同じ発想である。右目はすでに眼内レンズが入っているのだから、左目だけコンタクトレンズで矯正して、右目の見え方に揃えてやればいい。そうすれば左右のバランスが取れて、距離感が戻ってくるのではないか——という目論見だ。
実行プラン:眼科での検査からスタート
とはいえ、自己判断でコンタクトレンズを買うわけにはいかない。度数は眼科医の検査で決めてもらう必要がある。
私の場合、幸い9月に眼科の定期検診を予定している。そのタイミングで、あわせて次のことを相談するつもりだ。
- 左目の検査と、スポーツ用コンタクトレンズ(ワンデーのソフト)の処方
- 右目の眼内レンズがどの距離に焦点を合わせてあるか(左目の度数をそれに揃えるため)
- 左目の白内障の進行具合と、将来的に左目も手術する選択肢
処方さえ出れば、使い捨てのワンデータイプは通販で1箱3,000円程度から買える。野球の練習と試合のときだけ使うなら、ランニングコストもたかが知れている。年金生活者にはありがたい話だ。
片目コンタクトの意外な効果:免許更新の深視力検査
実は、この片目コンタクト矯正には、野球以外にも想定外の効果がある。
私は大型バスの運転免許を持っており、数年ごとに免許更新を迎える。大型・中型・牽引免許の更新時には、必ず「深視力検査」という距離感を測定するテストが行われる。
深視力検査とは、左右の目で見た映像をどれだけ正確に統合できるか、つまり奥行きをどれだけ正確に判定できるか、という能力をテストするものだ。簡単にいえば、左右の目がしっかり協働できているかを見ているわけである。
不同視の状態では、左右の度数差が大きいため、脳が左右の映像を正確に統合しにくくなる。その結果、深視力検査の成績が落ちることがあるらしい。逆に、片目コンタクトで不同視を矯正すれば、左右の見え方がバランスし、脳が映像を統合しやすくなる。だから深視力検査の精度も上がる可能性が高い。
つまり、野球のバッティング向上と同時に、バス運転の安全性向上にもつながるわけだ。不同視の矯正は、スポーツだけの話ではなく、プロドライバーにとっても重要なテーマなのである。
まとめ:60代からでも「見え方」は変えられる
白内障手術で片目だけ視力が良くなり、かえってバッティングが崩れる——手術前には想像もしなかった展開である。
しかし調べてみれば「不同視」という名前がちゃんとあり、片目コンタクトという対策もある。同じように「手術したのに、なんだか距離感が変だ」とモヤモヤしている同世代の方は、案外多いのではないだろうか。
まずは眼科での検査と相談から。片目コンタクトで還暦野球のバッティングがどう変わるのか、結果はまたこのブログで報告したいと思う。
50年やってきた野球。まだまだ「進化」の余地はあるはずだ。
※この記事は筆者個人の体験と調べた内容をまとめたものであり、医学的なアドバイスではありません。目の見え方に不安のある方、コンタクトレンズの使用を検討されている方は、必ず眼科医にご相談ください。

