食は運命を左右する|日本食とラマダンに学ぶ、眠くならない食べ方

食後、急に眠くなって作業が進まない……そんな経験はありませんか?
私は長年、食事を取ると眠くなるのが悩みでした。だから朝食を抜いてブログを書いていた時期もあります。ところが、いろいろと本を読んだり、Claude AIと壁打ちしたりするうちに、あることに気付きました。
血糖値の急上昇を穏やかにすれば、食後の眠気は防げるらしい——ということです。
食べる順番を変えたら、眠くならなくなった
食後の眠気は、血糖値が急上昇・急降下する「血糖値スパイク」が一因だと言われています。膵臓が一気にインスリンを出すような食べ方を避ければ、血糖値の変動が穏やかになり、眠気も起きにくくなるそうです。
そこで私が実践しているのが、食べる順番です。
- 野菜(私の場合はほぼキャベツ)を5分ほどかけてゆっくり食べる
- 発酵食品の納豆を食べる
- タンパク質(肉・卵など)を食べる
- 最後に炭水化物(玄米ごはんなど)を食べる
この順番を守るようになってから、食後に眠くなることがほとんどなくなりました。最近では朝、順番を守った軽い朝食を食べてからブログに向かっても眠くならず、むしろ作業効率が上がっているように感じます。
※あくまで私個人の体験です。効果には個人差があると思いますので、その点はご了承ください。
先人の知恵:水野南北「食は運命を左右する」
江戸時代の観相家・水野南北の言葉を現代語訳した書籍『食は運命を左右する』(訳:玉井礼一郎)を読むと、一貫して「食べすぎないことが良い」と説かれています。食べすぎたものは、結局排泄されるだけだと書かれているのです。
印象に残ったのは、茶碗3杯食べるところを1杯は神様に捧げて2杯に減らす、という考え方です。そうすることで体調も良くなり、仕事を成し遂げられる人になる——私はそのように解釈しました。
江戸時代の人が、現代の栄養学とは別の切り口から「少食」の効用にたどり着いていたのは、とても興味深いところです。
日本食の良さ:森井啓二さんの教え
以前から好きな森井啓二さんが、YouTubeで日本食の良さを説いておられます。
植物中心の食事にすると神とも繋がりやすくなる、肉を食べすぎると獰猛さや邪念が多くなる——そんな、昔から伝わる日本食の精神性を語られていて、聞くたびに背筋が伸びる思いがします。
空腹の時間を作る:ラマダンに学ぶ
その森井啓二さんのYouTubeの中に、ラマダンの話が出てきました。
ラマダンとは、イスラム暦(ヒジュラ暦)の9番目の月のこと。この期間、イスラム教徒(ムスリム)は夜明けから日没まで飲食を断つ「断食(サウム)」を行います。イスラム教の五行(信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼)のひとつとされる、重要な宗教行事です。
森井さんは、ラマダンの本質を「空腹の時間を作ることで、食欲をコントロールすること」だと語られます。宗教行事としての意味はもちろんありますが、「あえて食べない時間を持つ」という点では、水野南北の少食の教えとも通じるものがあると感じました。
まとめ:食を慎むことが、成すべきことの土台になる
粗食、日本食、ラマダンの断食。
形は違えど、どれも「食欲をみだりに満たさない」という一点で繋がっています。
食べると眠くなる。みだりに食べていては、何事も達成できないまま一生を終えてしまうかもしれない。逆に言えば、食を慎むことが、生きている間に成すべきことを達成する土台になる。
長く続いてきた先人の知恵と、自分の体で試した実感が重なったとき、「食は運命を左右する」という言葉が、すっと腹に落ちた気がします。
まずは明日の朝食から、食べる順番を意識してみてはいかがでしょうか。
※本記事は個人の体験と読書・視聴の感想に基づくものであり、医学的アドバイスではありません。健康上の不安がある方は医師にご相談ください。
