還暦から学ぶ金融リテラシー|人生後半の安心と自由のために

お金の勉強は「今からでも遅くない」
私は60歳を過ぎてから、「お金のことをちゃんと知りたい」と思うようになりました。
正直、それまで「なんとなく」でやり過ごしてきた部分が多かった。
でも、人生100年どころか120年時代なんて言われる今。
老後の不安を少しでも減らすには、やっぱり金融リテラシー=お金の知恵が必要だと感じています。
「還暦おめでとう」と言われる年齢になって、ようやく「これからの人生をどう生きていこうか」と本気で考えるようになりました。
そんな心境の変化については、別の記事「還暦からの挑戦|人生120年時代を生きるヒント」にも書いています。もし同じように感じている方がいたら、ぜひ読んでみてください。
そもそも金融リテラシーとは?
ざっくり言えば…
「お金のことを正しく理解し、判断して、行動できる力」
貯金・投資・保険・税金・年金…
学校では教えてくれなかった「生きるために超大事な知識」が、この中に詰まっています。
実際に私がやってみたこと
▶︎ 家計の見える化
まずは、自分の財務状況を「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」でまとめてみました。
使ったのはノートとGoogleスプレッドシート。
これが意外と面白くて、「自分会社の社長」みたいな気分にもなれます(笑)
▶︎ 簿記3級の勉強
YouTubeや参考書で勉強を始めました。
資産・負債・収益・費用… ちょっと難しいけど、理解できてくるとニュースの見え方がガラッと変わるのが不思議です。
両学長の「お金の5つの力」も実践中
リベラルアーツ大学(YouTube)で学んだのがこの5つ:
貯める
稼ぐ力
増やす力
守る力
使う力
中でも「守る力」(詐欺やぼったくりから身を守る)と「使う力」(本当に価値あることに使う)を意識するようになってから、お金との付き合い方が変わってきました。
この「5つの力」は、知識として学ぶだけでなく、自分自身の思考を整理することにもつながります。
たとえば、私はブログ記事の構成を考えるときに「マインドマップ」を使うようになりました。思考を“見える化”することで、行動に移しやすくなります。
お金は「選択肢」を増やしてくれる道具
「お金=幸せ」ではないけれど、
お金があると“選べる”人生になるのは事実です。
とくに定年後は、「収入が減るけど自由が増える」時期。
そんなときこそ、自分の未来のために金融リテラシーが大切だと感じています。
まとめ:今日が人生でいちばん若い日
「今さら勉強しても…」って思う日もあるけど、
そんなときはこう自分に言い聞かせてます。
今日が、人生でいちばん若い日!
お金の勉強は、年齢なんて関係ない。
むしろ、人生の後半だからこそ「納得して生きるための知恵」が必要だと思うのです。
未来のことは誰にも分かりません。でも、だからこそ「学ぶこと」「備えること」「納得して選ぶこと」がますます大切になってきます。
そんな考えを掘り下げた「未来は誰にも分からない」という記事も、よろしければ合わせてご覧ください。