#(いげた)と♯(シャープ)の違いとは? 60代の私がパソコンでつまずいた「そっくり記号」の話


みなさんこんにちは。ハウルブログです。今日も元気にお過ごしでしょうか。
人生100年と言われる時代です。還暦(60歳)を過ぎても、まだ残り40年あります。このブログが、還暦を過ぎたみなさまにとって何かのヒントになればと思い、書き続けています。
今日は「#(いげた)と♯(シャープ)の違い」について書いてみます。
結論から言うと、「#」と「♯」はまったく別の記号です。
見た目はそっくりですが、パソコンやスマホは、この2つをはっきり区別しています。
私がこのことに気づいたのは、本の特典ページを開こうとしたときでした。
きっかけは「本の特典が開けない」
最近、Claude Code(AIの道具)の活用術の本を読んでいます。
この本には、読者特典のページが用意されていました。
スマホで本のQRコードを読み取ると、すんなり開けました。
ところが、パソコンでURLを打ち込むと、どうしても開けないのです。
URLの最後には「#03-05」と書いてありました。
QRコードなら、正しい記号がそのまま読み込まれます。
ところが手で打ち込むと、似た別の記号が入ってしまうことがあります。
「#」のつもりで、全角の「#」や、音楽の「♯」を打っていたら、パソコンは「そんなページはありません」と答えてしまうわけです。
そこで、あらためて調べてみました。
「#(いげた)」とは?
「#」は、日本では「いげた」と呼ばれることが多い記号です。
漢字で書くと「井桁(いげた)」。井戸のふちを上から見た形、つまり漢字の「井」に似ているからです。
正式には「番号記号」といいます。英語では「ナンバーサイン」。
「#1」と書いて「1番」と読むように、もともとは番号を表す記号です。
いまでは、こんな場面でよく使われています。
- SNSやブログのハッシュタグ(#還暦 #野球 など)
- 電話のボタン(自動音声で「シャープを押してください」と言われるのは、実はこちら)
- インターネットのURL(ページの中の、特定の場所を指す目印)
本のURLの「#03-05」も、「このページの03-05の場所へ」という目印だったのでしょう。
「♯(シャープ)」とは?
「♯」は、音楽の記号「シャープ」です。
楽譜で音符の前に付いていると、「半音上げる」という意味になります。
「ド♯」と書けば、ドより半音高い音。ピアノでいうと、ドのすぐ右上の黒い鍵盤です。
(音楽の授業以来、ほとんど縁がありませんでしたが……)
つまり、♯は音楽の世界の記号。
ハッシュタグやURLに使うことは、基本的にありません。
見分け方は「どこが斜めか」
並べてみると、斜めになっている線が違います。
| #(いげた) | ♯(シャープ) | |
|---|---|---|
| 横の線 | 水平(まっすぐ横) | 右上がりに斜め |
| 縦の線 | 少し斜め | まっすぐ縦 |
| 使う場面 | ハッシュタグ、電話、URL、番号 | 楽譜(半音上げる) |
| 正式な名前 | 番号記号 | シャープ |
覚え方は、「シャープは音を上げる記号だから、横線も右上がり」。
これなら、還暦を過ぎた頭にも残りそうです(たぶん)。
ただ、文字の形(フォント)によっては、ほとんど区別がつかないこともあります。
見た目で迷ったら、次に書く「打ち方」で正しいほうを選ぶのが確実です。
パソコンでの打ち方
半角の「#」(ハッシュタグやURLに使うのはこれ)
- 入力を「英数」(半角英数字)に切り替える
- Shift キーを押しながら「3」のキーを押す
日本語配列のキーボードなら、WindowsでもMacでも同じです。
注意したいのは、日本語入力(ひらがな)のまま Shift+3 を押した場合です。
設定によっては、全角の「#」が出てきます。
URLを打つときは、必ず英数入力に切り替えてから打ちましょう。
全角の「#」
日本語入力のまま「いげた」または「しゃーぷ」と打って変換すると、候補に出てきます。
音楽の「♯」
日本語入力で「しゃーぷ」と打って変換すると、候補に出てきます。
「おんぷ」や「きごう」と打って、記号の候補から探す方法もあります。
ここが落とし穴です。
「しゃーぷ」で変換すると、「#」と「♯」が両方とも候補に並ぶのです。
よく見ずに選ぶと、違うほうが入ってしまいます。
スマホでの打ち方
「#」
キーボードを記号の画面(「☆123」や「123」のボタン)に切り替えると出てきます。
「♯」
「しゃーぷ」と入力して、変換候補から選びます。
スマホでハッシュタグを付けるときも、変換で出てきた「♯」を選ばないように気をつけてください。
半角・全角・シャープ、どれを使えばいい?
迷ったら、次のように覚えておけば大丈夫です。
- URL:半角の「#」だけ。全角や♯では開けません
- ハッシュタグ:半角の「#」が基本。全角の「#」や「♯」だと、タグとして認識されない場合があります
- 楽譜や音楽の話:「♯」
- 文章の中で番号を書く:半角でも全角でもOK
ちなみに、パソコンのプログラムの言葉に「C#(シーシャープ)」というものがあります。
名前は「シャープ」なのに、ふだんは打ちやすい「#」で書かれることが多いそうです。
専門家の世界でも、この2つはややこしいのですね。
まとめ
- 「#」はいげた(番号記号)。ハッシュタグ、電話、URLで使う
- 「♯」はシャープ。楽譜で「半音上げる」記号
- 見分け方は、シャープは横線が右上がり、いげたは横線が水平
- 半角の「#」は、英数入力にして Shift+3
- 「しゃーぷ」で変換すると両方が候補に出るので、選ぶときによく見る
たった1つの記号の違いで、ページが開けなくなる。
パソコンは正直者で、「だいたい同じ」を許してくれません。
でも、つまずいたおかげで、新しいことを1つ覚えられました。
60代になっても、わからないことに出会えるのは、ありがたいことだと思います。
みなさんも、URLやハッシュタグを打つときは、「#」の形をちょっとだけ確かめてみてください。



