ITリテラシーの低さを痛感:ChatGPTの利用、Instagramに投稿など

還暦過ぎている私の場合、義務教育ではパソコンのことなど学習してこなかった。
就職して初期のころのパソコン(マイコン「micro compute」と言っていたらしい)を使っていたが、ブラインドタッチを覚えるのが必死であって、パソコンの仕組みやプログラム言語などなにも分かっていなかった。
最近は、こんな感じかなというイメージはできてきた。

Instagram投稿しようと思ったけど、よく分からないなぁ?
うしさんどうすればいいかな。

最近使っている、ChatGPTやPerplexityに質問してみたらいいよ!
ITの進化も速くて、ChatGPTやPerplexityAIも使うようになったが、SNSなどでいざ利用しようとすると、なかなか先に進めなくなる。
InstagramやXも立ち上げたが、なかなか投稿の仕方も分からず放おっておいた。
ただ、分からないことはChatGPTやPerplexityで調べるようになって、なんとか時代についていけそうな気がしている。

「投稿の一部はAIにより生成しています。」
ChatGPTを使ってみて気づいたこと
最近、話題のAIチャット「ChatGPT」を使い始めました。ブログ記事の構成を考えたり、文章のリライトを頼んだりと、さまざまなことができる優れたツールです。
しかし、最初に直面したのは「ログインができない」「エラー表示の意味が分からない」といった、初歩的な壁。
さらに、AIに質問をするにも「どうやって聞けば意図が伝わるのか」「日本語でも英語でも丁寧に書くべきか」など、操作以上に“対話の方法”にも戸惑いがありました。
何より驚いたのは、ChatGPTに入力した内容がどこまで保存されるのか、個人情報はどうなるのかという“デジタルリテラシー”の基本すら曖昧だった自分の姿でした。

Instagramに初投稿。そこにも壁が…
ITリテラシーの試練は、Instagramを始めたときにも訪れました。
スマホで撮った写真をアップロードして、簡単なコメントを添える——ただそれだけの作業のはずが、思った以上にスムーズにいきませんでした。
まず、「投稿ボタンはどこにあるのか分からない」。
写真を加工しようとしたら、「ストーリー?リール?どれを選べばいいの?」と混乱。
タグの使い方やハッシュタグの意味も、いちいち検索しないと分からず、何をしても「これで合ってるのかな?」と不安が残ります。
友人に「保存ってどこ押すの?」と聞いて、「え?そこから!?」と驚かれ、軽くショックを受けたのは言うまでもありません。

60代に入ってからのITとの付き合い
私は現在60代。市役所を定年退職し、今はブログを書いたり、メルカリで不用品を販売したりして過ごしています。
便利な時代になったと感じる一方で、ITの進化はとにかく速く、「ついていけない」という感覚も年々増してきました。
もちろん、全ての高齢者がITに弱いわけではありません。
中にはInstagramを使いこなすシニアインフルエンサーや、YouTubeで活躍している人も大勢います。
だからこそ、余計に「自分は遅れているのでは?」と感じてしまうのです。

でも、恥ずかしがる必要はない
最近、ようやく気づいたことがあります。
それは、「知らないことを恥ずかしがる必要はない」ということ。
ChatGPTのエラーで困ったとき、ネットで調べたり、詳しい人に聞いたり、何度も試行錯誤するうちに自然と使えるようになってきました。
Instagramも、一度投稿に成功したら、二回目からは少しずつスムーズになってきました。

つまり、「分からない → 試す → つまずく → 調べる → 分かる」というプロセスこそが、ITリテラシーを育てる道なんだと分かってきたのです。
デジタル社会は“学び直し”が前提
インターネット、AI、SNS、キャッシュレス決済、クラウドサービス……。
もはやITは生活のすみずみにまで入り込んでいます。
その中で、「知らない」「苦手」と距離を置いていては、どんどん不便になっていきます。
だからこそ、今の時代には「学び直し(リスキリング)」が必要です。
そして、それは年齢に関係なく、誰でも挑戦していいものなのだと思います。
ITリテラシーは“慣れ”で育つ
「難しそう」と思っていたことでも、触れているうちに“慣れ”が生まれます。
例えば、以下のようなことは、少しずつですが私もできるようになってきました。
- ChatGPTで記事構成を依頼
- Instagramで画像+コメント+ハッシュタグ付き投稿
- WordPressブログの更新と簡単なSEO対策
- メルカリで商品説明文の工夫
- Google検索で問題解決
すべては最初の一歩と、あきらめない姿勢から始まりました。
まとめ:ITは“使ってなんぼ”の世界
私がこのブログを書いている今も、実はChatGPTを活用しています。
下書きをAIに任せ、それを自分の言葉に書き直すという「人間とAIの協働」も、今や当たり前の時代。
かつて「タイプライターも触ったことがない」と思っていた世代が、今やスマホ片手に情報発信をしている。
それって、冷静に考えるとすごいことですよね。
ITリテラシーは、“できる人が偉い”のではなく、“挑戦した人が育つ”もの。
たとえつまずいても、「分からない」と声を出すこと、「試してみる」こと、「失敗を恐れない」ことが何より大切だと感じています。


最後に
もし、この記事を読んで「自分もITが苦手で…」と感じている方がいたら、安心してください。
私も同じでした。でも、一歩ずつ進めば、必ず“分かる”瞬間が来ます。
そして今この瞬間も、デジタルの世界はあなたを待っています。
一緒に、ゆっくりでも前に進んでいきましょう。