陰徳を積む|大谷翔平や北野武に学ぶ「運を呼び込む生き方」

最近自宅トイレの清掃を頻繁にするようになりました。
トイレ掃除を勧めている方々の書籍を読むと、素手で掃除すると書いてあります。
素手でトイレ掃除するなんて、しばらくは意味が分かりませんでした。
汚いトイレは、ブラシを使って掃除するのが当然でしょう!と思っていました。
バイキンが手に付くでしょ、と。
日々掃除するとトイレも汚れない
相当にきたなく汚れてしまったトイレは、最初はブラシを使って掃除するしかないでしょう。
でも、毎日のようにトイレ掃除すると、トイレが汚れる暇がありません。
すると、ティッシューペーパーを手に持って掃除することが、苦も無くできるようになります。
仕上げは、素手でツルツルになるまで磨き上げます。
何の苦も無く、最近はできるようになりました。
大谷翔平選手が実践する陰徳
大谷翔平選手がメジャーリーグの試合中に、何気なくバッターボックスに立つときに「ゴミ」を拾い上げて、自分のユニフォームのズボンのポケットに入れる動作が話題になりました。
気になって、大谷翔平選手の書籍を図書館で借りて3冊ほど読みましたが、その中に「陰徳」を積むことが書かれていました。
同じことを同じようにやっていても、報われる人と報われない人がいます。
報われるためには「運」という要素が必要であり、日頃の行いが関係してくる、というようなことが書かれていました。
大谷翔平選手の高校時代の監督「佐々木洋」氏の教えにあったのか、詳細なことは分かりませんが、「運」は単に転がり込んでくるものではなく、「陰徳」を積むことで「運」も開けてくるのではないかと思います。
スーパースター大谷翔平選手の陰の部分を見せてくれるエピソードです。
北野武氏の30年トイレ掃除習慣
ある書籍で、お笑いタレントの北野武(ビートたけし)氏がトイレ掃除をしている話がありました。
『自分は、くだらない番組をやっていても、どういうわけか視聴率が上がる。自分が書いた小説は、なぜか売れていく。描いた絵が美術館に飾られたりもする。映画も、自分の楽しみとして作ったら、グランプリに選ばれもした。
自分としては、好き勝手にやっているだけで、人よりも才能があるとは思えない。でも、何をやっても全部高く評価されてしまう。おかしい。いくら考えてみても、自分の才能で、それらがやれるわけがない。
ただ、心当たりは、たった一つだけある。それは、若い頃に、師匠に「トイレをキレイに掃除しろ」と言われてから、30年以上ずっとトイレ掃除をやり続けてきたこと。ロケに行ったときなどは、公園のトイレがグチャグチャでも、自分が使ったあとは、必ずキレイにする。時には、隣のトイレまでキレイにして出てくることもある。もちろん、掃除道具を持って歩いているわけではないので、トイレットペーパーを使ってとか、ないときは、素手でもやる。そういうことを30年以上もずっとやり続けてきた。自分には才能があるとは思わないのに、なぜかもてはやされるのは、もしかしてトイレ掃除の効果かもしれない。』(出典:しあわせめがねさんのnoteから)出典はインターネットを検索すると多数でてきますが、北野武氏の言葉に間違いないようです。
同じことをやっても評価される人とそうでない人の差は「運」によるのだと思います。
その「運」が転がり込む秘訣は「陰徳を積む」ことなのかもしれません。
先人に学ぶ
大きな成功を成し遂げた人の書籍を読むことは、人生において学びになります。
もっと若い頃から良い書籍をたくさん読んでいたら、選択肢も広がっただろうにと思ってしまいます。
でも、「今日が一番若い日」です。
気づきを得られた日が、一番若い日です。
今日から変えていくべきことは変えていきましょう。
私ももっとたくさんの成功者たちの経験談から、ひとつでも学びを得て、日々の生活に活かしたいと思います。
資料の集め方
最近はインターネットの普及で、知りたいことが瞬時に検索で分かる時代です。
興味があることを検索すると、自分に合った情報が手に入ります。
また、ChatGPTのようなAIも簡単に使える時代になっています。
喋るように問いかけると、何に対しても、何回でも答えてくれます。
若い時の苦悩のときに、ChatGPTがあったら解決できる問題も多かっただろうと思います。
子供が何回も問いかけるように、分からないことは何回でも聞けば答えてくれるAIがあることは、心強いことです。
どんな陰徳がある?
ゴミ拾いやトイレ掃除の外に、「陰徳」とはどのようなものがあるでしょうか。
AIで調べて分かった陰徳の実例
・誰かの悪口を言わない・止める
・他人の成功を心から喜ぶ
・親やご先祖に感謝する
・誰かの影で支える
まとめ:今日からできる小さな陰徳
陰徳とは「誰にも知られず、誰のためとも言わず、ただ正しいと思うことをする」こと。
陽の行い(目立つ善行)が“光”なら、陰徳は“香り”のようなもの。
見えなくても、確かに人や世界に良い影響を残します
今日からも「陰徳」を重ねて、成功者の仲間入りをしましょう!






