未来は誰にも分からないからこそ、今を丁寧に生きる|還暦から学んだお金と人生の真実

子どものころの「大人」は、未来を知ってると思ってた
小学生の頃、私は思ってました。
「大人になったら、未来のことはなんでもわかるんだろうな」って。

でも実際、自分が還暦を過ぎた今──
「未来は、誰にも分からない」
という当たり前のことを、深く実感しています。
「未来が読めるはず」と思い込んでいた頃の私。
そんな投資の学びについては、還暦から学ぶ金融リテラシーにもまとめています。

投資の世界で出会った「読めない未来」
数年前、投資を学びはじめたとき、
「チャートを読めば、未来が予測できる」と思っていました。
でも実際は…
景気も
為替も
株価も
予想通りにはいかない。
相場は“人の感情”で動くものだと気づいてから、「未来は常に不確実なんだ」と本気で思うようになりました。
カリスマ投資家でさえ、読めなかった
歴史を見れば、天才的な投資家でも全部は読めていない。
それどころか、大暴落で退場した人もたくさんいます。
カリスマ投資家が言うことには、「最初はみんな自転車に乗れなかったけれど、何回も転んで、ケガしたりしながら、やがては乗れるようになる」投資もそれといっしょだ!と言う。
未来予測と練習でうまくなることは、違うようで理にかなっている。
なのに、私たち普通の人が「未来を読まなきゃ」と焦るのって、実はちょっとおかしな話かもしれません。

お金の教育
お金のことは、学校では教えてくれない。
なぜか。
従順に会社で働いてくれる人を育てるために学校教育があるわけであって、お金のことを教える必要はなかったのだ。(と思っている)
資本主義社会
資本主義社会に生きているのだ!と、投資を始めてから特に感じている。
お金を生み出す(偽札を作るわけではないが…)ことが資本主義社会を生きていく上では重要なことだと気がついた。
お金を生み出すために起業して、稼いだお金は投資して、どんどん増やしていくイメージがある。
だからこそ、今を“準備の時間”にする
未来は読めない。
でも、今この瞬間にできることはある。
お金の使い方を見直す
学びを続ける
健康を保つ
人とのつながりを大切にする
この“今”を丁寧に積み重ねることが、唯一できる未来への準備だと思っています。
死という未来に向き合うと、いろんなものがクリアになる
「死」を意識することは、不安を増やすことじゃない。
むしろ人生の選択肢を整理してくれるツールだと思うようになりました。
何にお金を使いたいのか
誰と時間を過ごしたいのか
何を残していきたいのか
答えは全部、自分の中にあります。
人生120年時代とも言われる中で、どこをどう生きていくのか──
そんな思いを還暦からの人生設計にも綴っています。
まとめ:未来がわからないからこそ、希望を持てる
予測できない未来は、怖くもある。
でもそれは同時に、可能性に満ちたキャンバスでもある。
今やってることが、
誰かの役に立つかもしれないし、
数年後の自分を助けてくれるかもしれない。
だからこそ──
今日が、人生でいちばん若い日。
この“今”を味わいながら、生きていこうと思います。