「筋肉が全て」──65歳、酒を断って気づいたこと

きっかけは1本のYouTube動画
フェルミ漫画大学の「筋肉が全て:健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法」を観た。
思い出したのは、勝間和代さんのYouTubeで知って読んだ『脳を鍛えるには運動しかない』だ。運動が脳に効く。頭では分かっていた。
65歳、AIの時代に脳を再起動する
65歳を過ぎて、AIという産業革命が来た。HTMLやら何やら、これまで触れたことのないコンピューター関係の作業に向き合う日が増えている。
正直に言えば、酒と運動不足で自分の脳は思考停止になりかけていた。だから運動を続けてきた。それでも新しいことは、なかなか身につかない。
そこで今月から、酒を断った。すでに2週間が経つ。
続いている理由ははっきりしている。「夏越の祓」で霧島神宮を訪れたとき、捨てるべきものを決めたからだ。神前で決めたことは、不思議と抵抗なく守れる。神社仏閣巡りを続けてきた人間として、これは実感だ。
数字を鵜呑みにしない
動画では食事についても詳しく解説していた。筋肉は運動だけでは育たない。食事が伴わなければ意味がない。ここは納得だ。
問題はタンパク質の量だった。
私の適正体重は63.58kg(1.7m × 1.7m × 22)。動画の計算式に当てはめると、1日約140gのタンパク質が必要になる。豚肉だけで摂るなら約630g。
——これは無理だ。
納豆も豆腐も魚も足して、それでも140gには届かない。現実的ではない。
ただし調べてみて分かったのは、この数字が「間違い」ではなく「対象者が違う」ということだった。体重1kgあたり2.2gという基準は、週に何度もハードな筋トレをするアスリート向けの上限値だ。
厚生労働省の指針では、一般成人は体重1kgあたり1.0〜1.2g。高齢期の筋肉量維持を目的としても1.0〜1.5g程度とされている。私の場合なら64〜95g。これなら手が届く。
朝に卵と納豆、昼に魚、夜に肉を100g。それで十分射程圏内だ。
何を信じるか
情報発信者は、自分の想定読者に向けて話している。その数字が誰のためのものかを確かめずに従うと、続かないか、無理をして体を壊すかのどちらかだ。
数字には必ず前提条件がある。前提を確認せずに数字だけ持ってくると、判断を誤る。
だから私はこう決めた。食べたいときに適量を食べる。食べすぎない。腹八分。運動とタンパク質が必要なことは分かった。あとは自分の体で試しながら、最適解を探していく。
情報は参考にする。でも、取り入れるかどうかは自分で決める。
まとめ:20年後の自分のために
- 運動したら、タンパク質は多めに、炭水化物は少なめに
- 数字は「誰向けの数字か」を確かめてから使う
- 脳を鍛えることは、健康・不老・メンタル、人生すべてを変えること
20年後(85歳)の自分が、今の自分に感謝するように。今日も鍛えていきましょう。



