骨格筋率の目安は何%?65歳の私が「40%」を目指す理由


みなさんこんにちは。ハウルブログです。今日も元気にお過ごしでしょうか。
人生100年と言われる時代です。還暦(60歳)を過ぎても、まだ残り40年あります。このブログが、還暦を過ぎたみなさまにとって何かのヒントになればと思い、書き続けています。
今日は「骨格筋率の目安」について書いてみます。
結論から言うと、私(65歳・男性)は骨格筋率40%をひとつの目安にすることにしました。
昨日の私の骨格筋率は36.1%。
オムロンの体重体組成計「カラダスキャン HBF-230T」で毎日測っています。
最近、筋トレを始めました。
筋トレを始めたのは、野球とゴルフの体力不足を感じたからです。
すると、ひとつ疑問がわいてきました。
「骨格筋率って、いったい何%まで上げればいいんだろう?」
そこでAIに質問しながら、調べてみました。
骨格筋率とは?体重に占める「動かす筋肉」の割合
まず、言葉の意味から確認しておきます。
骨格筋とは、体を動かすときに使う筋肉のことです。
腕や脚、お腹や背中の筋肉ですね。運動で鍛えて増やすことができます。
一方、心臓や胃腸の筋肉は骨格筋ではありません。
これらは自分の意思で鍛えることができない筋肉です。
骨格筋率は、体重のうち骨格筋の重さが占める割合です。
骨格筋率(%)= 骨格筋の重さ(kg)÷ 体重(kg)× 100
体組成計は、体に弱い電気を流して、この数値を推定しています。
(「BI法(生体インピーダンス法)」という方法です)
ここで注意したいのが、「筋肉量」とは別ものだということです。
筋肉量には内臓の筋肉なども含まれるので、骨格筋量より大きな数字になります。
数値を比べるときは、同じ指標どうしで比べる必要があります。
オムロンの体組成計での目安は?私の36.1%は「やや高い」
では、骨格筋率の目安はどれくらいなのでしょうか。
オムロンの体重体組成計の説明書(別冊の活用ハンドブック)には、次のような判定表が載っています。
| 判定 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 低い | 5.0〜32.8% | 5.0〜25.8% |
| 標準 | 32.9〜35.7% | 25.9〜27.9% |
| やや高い | 35.8〜37.3% | 28.0〜29.0% |
| 高い | 37.4〜60.0% | 29.1〜60.0% |
※オムロンの自社データに基づく判定です(HBF-911の活用ハンドブックより)。機種によって違う場合があります。
これに当てはめると、私の36.1%は「やや高い」でした。
正直、ちょっとうれしかったです。(65歳にしては、がんばっているほう?)
ただし、この表はオムロンの体組成計での目安です。
メーカーや機種が違えば、計算のしかたも変わります。
タニタなど、ほかのメーカーの数値とそのまま比べることはできません。
アスリートの骨格筋率は何%?AIに聞いてみた
次に、鍛えている人はどれくらいなのか、AIに聞いてみました。
AIの答え(概算)をまとめると、次のとおりです。
| 人 | 骨格筋率の目安(AIの概算) |
|---|---|
| 20代のプロ野球選手 | 約45〜50%前後 |
| 40代のプロ野球選手(ベテラン) | 約42〜47%前後 |
| 鍛えた体格のプロレスラー | 約45〜55% |
| ボディビルダー級の選手 | 50%台後半になることも |
AIによると、プロ野球選手の体脂肪率は10%前後。
身長180cm・体重85kgの選手なら、骨格筋量は約40kgになる計算だそうです。
40代のベテランになると、20代より2〜3ポイント低め。
それでも、同年代の一般男性よりはるかに高いとのことでした。
また、プロレスラーは「筋肉質で引き締まったタイプ」と「大柄で体脂肪も多いタイプ」に分かれます。
体重が重い選手は、筋肉量そのものは多くても、骨格筋率は40%台後半にとどまることもあるそうです。
AIの数字は「概算」と考える
ここで、ひとつ気づいたことがあります。
AIは最初の質問では「一般的な成人男性の標準は30〜40%程度」と答えました。
ところがプロレスラーの質問では、「一般的な成人男性は体重の約40〜45%」と答えたのです。
同じAIでも、質問によって数字がぶれることがあります。
AI自身も「公式な統計ではなく、一般的な傾向からの概算」と断っていました。
AIはとても便利ですが、数字は鵜呑みにせず、説明書や公的な資料で確かめる。
これは、AIを使ううえで大事な心がけだと思いました。
60代は何%を目指せばいい?骨格筋率より大事な指標
では、65歳の私は何%を目指せばいいのでしょうか。
AIの答えは、はっきりしていました。
プロ野球選手の数値を目指す必要はまったくない。
加齢で筋肉が減っていく「サルコペニア」を防ぎ、標準以上を保てれば十分、とのことです。
※サルコペニアとは、年をとって筋肉の量と力が落ち、歩く・立ち上がるといった毎日の動きがしにくくなる状態のことです。
さらにAIは、60代なら骨格筋率よりも、次の指標を見たほうが確実だと教えてくれました。
骨格筋指数(SMI)
SMIは、手足の筋肉量(kg)を身長(m)の2乗で割った数値です。
アジアのサルコペニアの診断基準(AWGS 2019)では、体組成計(BIA法)で測った場合、次の値未満が筋肉量低下の目安とされています。
- 男性:7.0kg/㎡未満
- 女性:5.7kg/㎡未満
握力と歩く速さ
筋肉の「量」だけでなく、「力」も大切です。
- 握力:男性28kg未満、女性18kg未満は低下の目安
- 歩く速さ:あわせて確認しておくと安心
骨格筋率を上げるには?私の1週間トレーニングメニュー
AIが教えてくれた維持のコツは、次の3つです。
- スクワットなどの下半身中心の筋トレを週2〜3回
- たんぱく質を毎食しっかりとる
- 同じ体組成計で続けて測り、経過を見る
私は野球とゴルフのために、少し欲張ったメニューを組んでいます。
上半身・体幹・下半身の3つを、1日ごとにまとめた1週間のメニューです。
| 曜日 | テーマ | 主なメニュー |
|---|---|---|
| 月 | 筋肥大・パワー | 足上げ腕立て伏せ、メディシンボールのロシアンツイスト、ブルガリアンスクワット |
| 火 | 軸ブレ防止 | チューブのパンチ、プランク、ひねりランジ |
| 水 | 瞬発力・インパクト | プッシュアップ・ジャンプ、メディシンボールのサイドトス(壁当て) |
| 木 | フォーム定着・柔軟性 | プランク、デッドバグ、股関節のストレッチ(相撲の「四股」のポーズ) |
| 金 | 総仕上げ | 腕立て伏せ、スクワットジャンプ、ひねりランジ |
| 土 | 休養・調整 | 練習やラウンドに集中。トレーニングは軽いストレッチだけ |
| 日 | 休養・試合 | 完全休養。試合・ラウンド、またはストレッチだけ |
ポイントは、土日を休養にしていることです。
筋肉は、休んでいる間に育ちます(超回復)。
60代は疲れが抜けるのにも時間がかかるので、休むのもトレーニングのうちです。
以前の記事「器を作る」でも書きましたが、私は体を週単位で育てていくことにしています。
(関連記事:60代の私が気づいた「器を作る」ということ)
測るときのコツ
体組成計の数値は、その日の水分の状態などでも上下します。
1日の数字に一喜一憂せず、毎日同じ時間帯に測って、週や月の流れで見るのがおすすめです。
まとめ:骨格筋率40%を、ひとつの目安に
今日のポイントをまとめます。
- 骨格筋率は、体重に占める「体を動かす筋肉」の割合
- オムロンの判定表では、男性は32.9〜35.7%が「標準」、37.4%以上が「高い」
- プロ野球選手は40%台後半(AIの概算)。でも、60代がそこを目指す必要はない
- 60代は、骨格筋率に加えて、SMI・握力・歩く速さも見ておくと安心
- 数値は機種で変わるので、同じ体組成計で続けて測る
- AIの数字は概算。説明書や公的な資料で確かめる
今の私は36.1%。
「高い」の入り口が37.4%なので、まずはそこを超え、40%をひとつの目安にしていこうと思います。
プロ野球選手には届かなくても、野球もゴルフも、もう少し豪快にスイングできる体になれたら最高です。
同世代のみなさんも、まずは一度、ご自分の骨格筋率を測ってみてはいかがでしょうか。
1か月後、数値がどう変わったかを、またこのブログで報告します。
参考
- オムロン 体重体組成計 HBF-911 別冊「活用ハンドブック」(骨格筋率の判定表)
- アジア・サルコペニア・ワーキンググループ(AWGS 2019)のサルコペニア診断基準(SMI・握力)



